この度、2019年4月に錦糸町駅前レディースクリニックを開院いたしました。
長年の医療現場で多くの方から、忙しくて受診するのを躊躇してしまった結果、病気の発見が遅れたとの生声を聞いておりました。
「受診しやすい産婦人科づくり」をモットーに考え、女性がより受診しやすい駅前ショッピングモールに開院しました。
日本の頸癌検診の受診率は20代の女性では20%前後しかありません。頸癌は治せる病気なので、ぜひ多くの女性の皆さんに検診を受けてほしいと思います。
女性の健康維持、各種定期検診、女性特有の疾患の早期発見・治療を行い、皆様に安心して受診していただける医療を提供いたします。
これまでの経験と知識を活かし、気軽に相談できるかかりつけ医として地域に貢献できればと思っております。
どうぞよろしくお願いいたします。
院長 李 香蘭
- 医学博士
- 産婦人科専門医
- 母体保護法指定医
- 日本産科婦人科遣伝診療学会認定医
- Fetal Medicine Foundationの妊娠第1三半期超音波検査による染色体異常リスク計算の資格保持者
- FMF認定 NTスペシャリスト(NT-specialist)
当院では、すべての妊婦さんとご家族が安心して妊娠・出産を迎えられるよう、最先端の胎児医療を導入しています。
その中でも、妊娠初期に行う「NT(頸部透亮層)測定」は、赤ちゃんの健康状態を把握するために非常に重要な検査の一つです。
NT(Nuchal Translucency)とは、妊娠11週0日から13週6日までの間に行う超音波検査で、胎児の首の後ろに一時的に見られるむくみ(透亮層)の厚さを測定するものです。
この厚さを正確に測ることで、染色体異常(ダウン症候群など)や先天性心疾患などのリスクを早期に評価することができます。
しかしこの測定は、わずかな差が診断に影響を及ぼす非常に精密な検査であり、正確な評価には高度な専門知識と技術が求められます。
FMF(Fetal Medicine Foundation/胎児医療財団)は、胎児医療の分野で国際的に権威のあるイギリスの団体です。
FMFでは、NT測定の精度を高めるため、世界中の医師に対して厳しい研修と実技評価を実施しており、これに合格した医師のみが「FMF認定 NTスペシャリスト」として登録されます。
2025年6月時点で、FMF認定 NTスペシャリストは日本国内にわずか41名しかいません。
FMF認定 NTスペシャリスト(NT-specialist)マップ
当院の院長は、その限られた医師の一人として認定を受けており、世界水準の技術と豊富な経験に基づくNT測定を行っています。
こうした国際的な認定を受けた専門医が在籍していることは、当院が高度な胎児診断を提供できる体制を持っていることの証です。
妊娠初期は、喜びとともに多くの不安を感じる時期でもあります。当院では、FMF認定NTスペシャリストである院長をはじめとしたスタッフが、丁寧で正確な検査と、心に寄り添うケアを提供しています。
赤ちゃんとご家族の未来のために、私たちは安心と信頼の医療でサポートいたします。
- 日本産科婦人科学会
- 日本周産期・新生児医学会
- 日本超音波医学会
- 日本産科婦人科遺伝学会
- 2008年 順天堂大学産婦人科入局
- 2012年 順天堂大学大学院卒業・医学博士取得
- 2014年 順天堂大学産婦人科助教
- 2017年 日本産科婦人科学会認定・産婦人科専門医取得
- 2019年 錦糸町駅前レディースクリニック開業